こんにちは!
大阪の夏の風物詩「愛染まつり」が、2025年も盛大に開催されます。
今回は、屋台の出店情報をはじめ、日程やアクセス、見どころなど、愛染まつりを満喫するための情報をたっぷりとお届けします。
初めての方も、毎年楽しみにしている方も、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
愛染まつりの開催概要
このお祭りは、大阪三大夏祭りの一つとして知られ、千年以上の歴史を誇ります。
夏の始まりを告げるこの祭りは、地域の人々にとって特別な存在です。
- 開催日程:2025年6月30日(月)~7月2日(水)
- 開催時間:各日10:00~21:00頃
- 会場:愛染堂勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん)
愛染まつりの屋台の出店情報
愛染まつりの期間中、境内や周辺には多くの屋台が立ち並びます。
たこ焼き、焼きそば、かき氷などの定番グルメから、射的や金魚すくいといった遊びの屋台まで、幅広い楽しみが揃っています。
特に、夕方から夜にかけては多くの人で賑わい、夏祭りの雰囲気を存分に味わえます。
愛染祭り2日目もお店がちらほらオープンしだして来ました。ちなみに晴れてたらこんな感じです(昨日)。お車と自転車は停める場所が無いので電車か徒歩でお越しください。#愛染まつり #愛染祭 #大阪三大夏祭り #大阪の名所 #秘密のパワースポット pic.twitter.com/YNgkcIGLlk
— 愛染堂(愛染さん) (@aizendo) July 1, 2024
愛染まつりの見どころ
宝恵駕籠パレード
6月30日正午からは、愛染娘たちが宝恵駕籠(ほえかご)に乗って天王寺公園前(てんしば)を出発し、谷町筋を北上して愛染堂を目指すパレードが行われます。
午後1時頃には境内に到着し、恒例の「駕籠上げ」が披露されます。
大阪に夏の訪れ告げる「愛染まつり」、宝恵駕籠パレードで幕開け https://t.co/pVExdEyLFS #愛染まつり #愛染娘 pic.twitter.com/ycMmxj0sZx
— あべの経済新聞 (@abenokeizai) June 30, 2024
愛染明王の特別ご開帳
祭り期間中は、秘仏本尊・愛染明王と、多宝塔内の大日大勝金剛尊が特別にご開帳されます。
縁結びや商売繁盛、勝利開運、疫病退散などのご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。
愛染まつり2024🗓️詳細
— 愛染堂(愛染さん) (@aizendo) June 29, 2024
💕期間中:秘仏ご本像の特別ご開帳
💕期間中:夏祭りの縁日屋台(夕方少し前からは雨でも出ますが午前中は出ない)
💕6/30:正午よりパレード(てんしば発)→午後1時過ぎに愛染堂にて駕籠あげ🥳
💕6/30:午後3時から四天王寺僧侶ご出仕の名越の払え厄除け法要あり。 pic.twitter.com/1hmxCiTZDR
夏越しの祓え大法要
6月30日午後3時からは、本堂にて「夏越しの祓え大法要」が執り行われます。
四天王寺管長猊下や高徳僧侶による厳かな法要で、無病息災を祈願します。
6月30日は一年の半分まで来たということで、この先、無事に夏を越せるように、疫病にかからないようにと願いを込めて「名越し(夏越し)の祓え」大法要を厳修いたしました。奇跡的に暑いくらいの晴れ🌞#愛染まつり #愛染祭 #大阪三大夏祭り #大阪の名所 #秘密のパワースポット pic.twitter.com/smI1QHneSd
— 愛染堂(愛染さん) (@aizendo) June 30, 2024
愛染まつりのアクセス
祭り期間中は、周辺道路の交通規制が行われるため、公共交通機関の利用がおすすめです。
- 地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」:5番出口から徒歩約3分。
- JR「天王寺駅」:北口から徒歩約10分。
愛染まつりの駐車場
愛染堂には専用の駐車場がありません。
また、祭り期間中は周辺道路が車両通行禁止となるため、車での来場は避け、公共交通機関を利用してください。
愛染まつりの混雑状況
愛染まつりは多くの人で賑わいますが、特に以下の時間帯は混雑が予想されます。
- 6月30日正午~午後1時:宝恵駕籠パレードの時間帯
- 夕方~夜間:屋台が最も賑わう時間帯
混雑を避けたい方は、午前中や平日の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。
天王寺公園(てんしば)にて宝恵加護パレード出発式、無事に終了。適当に数えて400人くらいお集まり頂きました。パレードは初日のみ。
— 愛染堂(愛染さん) (@aizendo) June 30, 2024
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愛染まつりの歴史
愛染まつりの起源は、推古天皇元年(593年)に聖徳太子が建立した施薬院にさかのぼります。
この施薬院は、薬草を栽培し、病に苦しむ人々に施す、日本最初の福祉施設とされています。
愛染堂の本尊である愛染明王は、愛欲や煩悩を悟りに変え、縁結びや夫婦和合、商売繁盛などのご利益があると信仰されています。
この信仰が広まり、愛染明王の縁日にあたる旧暦6月1日(現在の6月30日)に、無病息災や厄除けを祈願する法会(ほうえ)が行われるようになりました。
江戸時代には、芸者衆が宝恵駕籠(ほえかご)に乗って参拝する風習が生まれ、これが現在の「宝恵駕籠パレード」の起源とされています。
また、浴衣を新調して祭りに参加する風習から、「浴衣祭り」とも呼ばれています。
まとめ
2025年の愛染まつりは、6月30日から7月2日までの3日間、愛染堂勝鬘院で開催されます。
屋台の出店や宝恵駕籠パレード、愛染明王の特別ご開帳など、見どころ満載の祭りです。
混雑を避けるためには、午前中や平日の早い時間帯の訪問がおすすめです。
公共交通機関を利用して、ぜひ足を運んでみてください。