東京の夏の風物詩として親しまれている「みたままつり」。
毎年約30万人の来場者が訪れる靖国神社の一大イベントで、幻想的な提灯の明かりや、伝統芸能の奉納演目で知られています。
この記事では、2025年の「みたままつり」の開催情報や見どころ、屋台の出店状況、アクセス方法、混雑具合、そして駐車場事情まで詳しくご紹介します。
初めて訪れる方も、毎年楽しみにしている方も、ぜひ参考にしてみてください!
目次
みたままつり(靖国神社)の開催概要
- 名称:第78回 みたままつり
- 開催期間:2025年7月13日(日)~16日(水)
- 会場:靖国神社
- 開門時間:午前6時
- 閉門時間:午後9時30分
- 奉納芸能:毎日午前10時頃~午後8時頃
- 献灯・揮毫雪洞の点灯時間:日没~午後9時30分
2025年の「みたままつり」は、7月13日(日)から16日(水)までの4日間にわたって開催されます。
みたままつり(靖国神社)のスケジュール
2025年の「みたままつり」は、靖国神社において7月13日(日)から16日(水)まで開催されます。
以下に、各日のスケジュールをまとめました。
7月13日(日) みたま祭前夜祭
- 11:30 江戸芸かっぽれ(櫻川ぴん助社中)
- 18:30 千修吹奏楽団パレード
- 18:30 みこし振り(麹町靖國講神輿)
- 19:00 つのだ☆ひろ奉納特別野外コンサート
- 20:30 奉納和太鼓(崇教真光青年隊平成五色太鼓)
7月14日(月) みたま祭第一夜祭
- 18:30 青森ねぶた
- 19:30 阿波踊り(北の御門連)
靖国神社のみたままつり。娘から送られてきた写真。青森ねぶた奉納とのこと。 pic.twitter.com/DqwUKEeBpW
— ユキ (@bitter1211) July 15, 2024
7月15日(火) みたま祭第二夜祭
- 15:30 江戸芸かっぽれ(櫻川ぴん助社中)
- 18:30 みこし振り(芝濱睦 大本山増上寺黒本尊熊野みこし講)
- 19:00 つのだ☆ひろ奉納特別野外コンサート
- 20:00 阿波踊り
7月16日(水) みたま祭第三夜祭
- 16:00 平戸神楽(重要無形民俗文化財)
- 19:00 日本歌手協会有志奉納歌謡公演
奉納芸能(毎日)
- 時間:午前10時頃~午後8時頃
- 場所:能楽堂
- 内容:能楽、舞踊、音楽などの奉納芸能が行われます。
献灯・揮毫雪洞
- 期間:7月13日~16日
- 時間:日没~午後9時30分
- 内容:大小3万灯の提灯と揮毫雪洞が境内を彩ります。
みたままつり(靖国神社)
— 千代田遺産 (@chiyodaisan) July 13, 2023
靖国神社で「みたままつり」が始まりました(7月16日まで)。境内には数多くの献灯が掲げられ、戦歿者のみたまをお慰めしています。#靖国神社 #みたままつり #九段北 #shrine pic.twitter.com/r3GneAg33q
夜間中庭参拝(期間限定)
- 期間:7月13日~16日
- 時間:午後5時45分~午後9時10分
- 場所:本殿に最も近い神域「中庭」
- 玉串料:1,000円(小学生以下無料)
- 授与品:先着5,000名に「こすずまもり」
みたままつりで中庭参拝した際にいただいた 呼鈴(こすず)まもり
— 🤎✨かえっち🧡✨ (@kae_happytime) July 16, 2023
とても優しく癒される音がします✨
より良き未来へ導いてくれる気がします#参政党#靖国神社 pic.twitter.com/QdgxNLTqZl
遊就館拝観
- 期間:7月13日~16日
- 時間:午前9時~午後9時(最終入館:午後8時30分)
- 特別展:「終戦八十年戦跡写真展 ―今も残る英霊の足蹟―」
みたままつり(靖国神社)の屋台出店情報
例年、屋台の出店はなく、2025年も通常の露店の出店は行われない予定です。
外苑の「憩いの庭」と「中央広場」にてキッチンカーが出店予定です。
軽食やドリンクなどが提供される予定ですが、昨年(2024年)には長蛇の列ができるなど、人気が高かったため、混雑が予想されます。
早めの時間帯に訪れることをおすすめします。
本日は!!
— キッチンカーニバル【へきなん焼きそばと水炊きからあげ】 (@kitchencarnibar) July 13, 2024
白いキッチンカーでお待ちしています😊☺️#キッチンカーニバル#大磯屋焼きそば#へきなん焼きそば#ソース焼きそば#台湾焼きそば#麺が絶品#碧南市#水炊きからあげ#100年フード#ランチ#キッチンカー#焼きそば#からあげ#靖国神社#みたままつり pic.twitter.com/VLiapw1B2H
みたままつり(靖国神社)のアクセス
東京メトロ
- 東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」出口1から徒歩約5分
- 東西線・有楽町線・南北線「飯田橋駅」A2・A5出口から徒歩約10分
- 南北線・有楽町線・都営新宿線「市ヶ谷駅」A4出口から徒歩約10分
JR線
- 中央・総武線「飯田橋駅」西口から徒歩約10分
- 総武線各駅停車「市ヶ谷駅」から徒歩約10分
靖国神社の最寄り駅は、東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線が通る「九段下駅」。
1番出口から地上に出て、左手に進むと徒歩5分ほどで大鳥居が見えてきます。
初めて訪れる方でも迷わずたどり着けるルートです。
他にも、JR市ヶ谷駅や飯田橋駅からもアクセス可能ですが、歩くと10〜15分程度かかります。
アクセスのしやすさを考えると、やはり九段下駅を利用するのが便利でしょう。
みたままつり(靖国神社)の駐車場
靖国神社自体には一般参拝者向けの駐車場はなく、みたままつり期間中は特に交通規制や人出の多さから、車での来場はおすすめできません。
周辺には有料駐車場がありますが、いずれも混雑が予想されるため、公共交通機関の利用がベストです。
車で訪れたい方は、千代田区内のコインパーキングや時間貸し駐車場を事前にチェックしておきましょう。
みたままつり(靖国神社)の混雑状況
みたままつりは毎年約30万人もの人が訪れる人気イベント。
特に提灯が灯る夕方以降(18時以降)が混雑のピークとなります。
境内や参道は人で埋め尽くされるため、早めの到着がおすすめです。
また、日中の混雑もありますが、夜間の混雑は格段に激しいので、体力や暑さ対策も万全にして臨みましょう。
できれば、飲み物の持参や日傘、扇子なども用意しておくと安心です。
みたままつり(靖国神社)の歴史
「みたままつり」は1947年に始まった比較的新しい夏祭りですが、靖国神社の歴史はそれよりも古く、1869年に創建されました。
国のために命を捧げた戦没者を祀る場所として、日本の近代史とも深く関わりのある神社です。
「みたままつり」は、そうした英霊への感謝と慰霊の意を表す場でありながらも、広く一般の人々が伝統と平和の大切さに触れることができる貴重な文化行事です。
7月4日~8日東京都台東区
7月16日~18日東京都目黒区
7月26日東京都新宿区
まとめ
2025年の「みたままつり」は、7月13日から16日までの4日間にわたり、靖国神社で開催されます。
キッチンカーによる軽食提供はあるものの、屋台の出店はありません。
アクセスは九段下駅から徒歩5分が最もスムーズで、夕方以降の混雑に注意が必要です。
幻想的な提灯と、多彩な奉納演芸が楽しめるこの祭り、夏の思い出作りにぴったりのイベントです。