三重県松阪市の夏の風物詩といえば「松阪祇園まつり」。
例年7月中旬の週末に行われるこの祭りは、歴史ある神輿行列と伝統芸能、そして地元グルメを楽しめる大規模な夏祭りとして知られています。
2025年も例年通り開催予定で、勇壮な三社みこしや「しょんがい音頭」など、迫力満点のパフォーマンスが目白押し!
この記事では、松阪祇園まつり2025の開催概要や屋台出店、アクセス、交通規制など、現地に行く前に知っておきたい最新情報を詳しくご紹介します。
目次
松阪祇園まつり2025の開催概要
- 開催日程
2025年7月19日(土)宵宮:13:00~21:00(交通規制 12:00~21:30)
2025年7月20日(日)本祭:10:00~20:30(交通規制 9:30~21:30) - 会場:松阪駅前中心商店街周辺、および八雲神社(松阪市日野町)、松阪神社(殿町)、御厨神社(本町)
- 料金:観覧無料
松阪祇園まつり2025の見どころ
三社みこし
松阪神社・御厨神社・八雲神社の3社が合同で行う伝統的な神輿渡御。
中でも土曜夜に開催される「練り込み(20:25頃スタート)」はクライマックスで、威勢のよい掛け声「チョーサヤ」とともに、迫力ある神輿のぶつかり合いが観客を圧倒します。
また、同日には地元の小中学生による「小若みこし」も登場し、可愛らしくも力強い担ぎっぷりが観客の注目を集めます。
松阪しょんがい音頭と踊り
「しょんがい」は「しょうがない」が転じた言葉とされ、音頭師の即興歌に合わせて踊る松阪独自の文化です。
無伴奏のマイク一つで繰り広げられる音頭と、観客が輪になって踊る光景はまさに圧巻。市の無形民俗文化財にも指定されており、誰でも参加可能なのが魅力です。
松阪鈴おどり
地元の偉人・本居宣長にちなんで考案されたこの踊りは、鈴を鳴らしながら軽快なステップを踏む華やかなパフォーマンス。
20日(日)に実施され、観光客でも気軽に飛び入り参加が可能です。
松阪にも祇園祭あるんですよ〜
— バトプリ (@yukki_tcbs) July 15, 2023
久々の夏祭り、良かったな〜
太鼓はかっこいいな〜 pic.twitter.com/mVysA5bIgf
松阪祇園まつり2025の屋台出店情報
松阪祇園まつりでは、松阪駅前から伸びる中心商店街一帯に多数の屋台やキッチンカーが登場します。
たこ焼き、焼きそば、かき氷といった定番の祭りグルメはもちろん、松阪ならではのご当地グルメも見逃せません。
キッチンカーには地元飲食店が出店しており、本格的な味を屋外で楽しめるのもこの祭りならではの楽しみ方。
衛生面も配慮されており、各屋台にゴミ箱が設置されています。
さて〜松阪祇園祭〜2日目‼️
— (つねぽん) (@Azdaizuhonpo) July 14, 2024
今日も楽しも‼️雨なし‼️#松阪市 #祇園祭 #松阪祇園祭
暑いけど💦頑張っていこ💪
いらっしゃい🤗 pic.twitter.com/IPPPVeQqPN
松阪祇園祭で食べた物。 pic.twitter.com/wd7N9PKRE8
— 烈穏迦倶羅 [レオンカグラ] (@s_leonkagura) July 15, 2023
松阪祇園まつり2025のアクセス
- 電車:JR・近鉄「松阪駅」から徒歩約6〜7分
- バス:三重交通バス「松阪駅前」下車すぐ
- 車:伊勢自動車道「松阪IC」から約20分
※まつり期間中は一部バス停が休止・迂回されるため、公式サイト等で最新の交通情報を確認しましょう。
松阪祇園まつり2025の駐車場
駐車場名 | 台数 | 料金 | 備考 |
---|---|---|---|
松阪市駐車場 | 200台 | 無料 | 伊勢自動車道「松阪IC」から約15分 |
カリヨンパーキング | 210台 | 最大800円/日、30分100円、夜間50円/30分 | 24時間営業、駅から約50m |
ベルタウン駐車場 | 26台 | 24時間最大500円、30分100円 | 徒歩約3分 |
akippa・特P 等 | 各2~3台 | 300~1500円/日(施設により異なる) | アプリで事前予約可、空き次第で利用可能 |
会場周辺にはいくつかコインパーキングがありますが、いずれも駐車台数には限りがあります。
また、まつり当日は早い時間帯から満車になることが多いため注意が必要です。
近隣の商業施設への無断駐車は固く禁止されています。松阪駅周辺の有料駐車場を利用するか、周辺の臨時駐車場(開設される場合あり)の情報を事前にチェックしておきましょう。
松阪祇園まつり2025の混雑状況
特に混雑が予想されるのは以下の時間帯です。
- 7月19日(土)20:00〜21:00:「練り込み」が行われる時間帯
- 7月20日(日)18:00〜21:00:「松阪しょんがい音頭」などの参加型イベントが開催される時間帯
中心商店街の交差点付近は神輿や観客で非常に混み合うため、小さなお子さんを連れている方は迷子対策を万全にしておくことをおすすめします。なお、トイレは仮設含めて複数設置される予定です。
松阪祇園まつりの歴史
松阪祇園まつりのルーツは平安時代にまでさかのぼります。
京都で行われた「御霊会(ごりょうえ)」が牛頭天王を祀る八坂神社の祭礼として発展し、松阪にも伝播したとされています。
明治時代以前は、松阪市内にあった「松阪四天王(弥勒天王・御厨天王・雨竜天王・毘沙門天王)」を祀る各神社が、それぞれ祇園会を行っていました。
その中でも弥勒天王の祭りでは元禄年間から御輿が登場し、現在の三社みこしの原型となっています。
数百年にわたる歴史を持ち、今もなお地域に深く根ざしたまつりとして多くの人々に愛されています。
7月19日伊勢市
7月26日名張市
7月26日桑名市
7月26日津市
7月26日紀北町
まとめ
松阪祇園まつり2025は、歴史ある祭礼と参加型の踊りイベント、そして地域自慢の屋台グルメが詰まった、まさに松阪の夏の一大イベントです。
- 日程は2025年7月19日(土)・20日(日)
- 駅チカでアクセス良好
- 三社みこし、しょんがい音頭、鈴おどりなど見どころ多数
- 多彩な屋台と松阪グルメも楽しめる
- 当日は混雑&交通規制があるため、公共交通の利用が安心
夏の思い出作りに、ぜひご家族や友人と一緒に松阪祇園まつりへ足を運んでみてくださいね!