毎年、多くの人々が楽しみにしている大阪の「住吉祭」。
2025年も7月30日(水)から8月1日(金)まで開催される予定です。
地元住吉区の住民をはじめ、遠方からも訪れる人々にとって、この夏の風物詩とも言える存在の住吉祭ですが、今年の屋台出店はどうなるのでしょうか?
また、日程やアクセス、駐車場などの実用的な情報も気になるところです。
この記事では、住吉祭2025に関する詳細な情報をお届けします!
住吉祭の開催概要
開催期間
- 2025年7月21日(月)~8月1日(金)
主な日程と内容
- 7/21(月):神輿洗神事 — 海の日に大阪湾の海水で御神輿を清める
- 7/27(日):神輿巡行 — 堺方面への御神輿行列
- 7/30(水):宵宮祭(前夜祭)
- 7/31(木):例大祭・夏越祓神事 — 大阪府指定無形民俗文化財「茅の輪くぐり」
- 8/1(金):頓宮祭・飯匙堀祓神事&大神輿渡御 — 堺・宿院頓宮まで約4.6kmを渡御
会場
- 住吉大社+神輿巡行ルート(堺・宿院頓宮)
このお祭りは、住吉大社の神事に加え、地元の人々や観光客にとって欠かせない夏の風物詩となっています。
住吉祭は、神輿の渡御や祭り前夜の巫女舞など、伝統的な行事が行われることでも知られています。
今年も多くの人々が集まり、賑やかな雰囲気に包まれることでしょう。
住吉祭、住吉大社の例祭 pic.twitter.com/KFUqZFyg69
— 久延毘古皇紀ニ六八五年令和7年水無月夏越大祓 (@amtr1117) July 30, 2024
住吉祭の見どころ
住吉祭は、ただの夏祭りではありません!
まず注目したいのは、7月21日(月)に行われる「神輿洗神事」。
この神聖な儀式では、神輿が海水で清められ、祭りの始まりを告げます。
その後、7月30日(水)の「宵宮祭」では、巫女さんの舞や神楽が奉納され、祭り前夜のしっとりとした雰囲気が楽しめます。
本祭となる7月31日(木)には「例大祭・夏越祓神事」が行われ、住吉大社に感謝の意を込めて厄を祓う「茅の輪くぐり」もあります。
無形民俗文化財指定の「夏越祓神事」が7月31日に住吉大社で行われました✨
— クロスホテル大阪 / CROSS HOTEL OSAKA (@CrossHotelOsaka) August 1, 2023
華やかに着飾った夏越女たちが茅の輪をくぐり無病息災を願います👏
愛染祭、天神祭に続き大阪三大夏祭りを締めくくる住吉祭は大阪中のお払いをする意味もあるんだとか❗️ pic.twitter.com/Yn3nTxtXQy
そして、祭りのクライマックスは8月1日(金)に行われる「大阪一の神輿渡御」。
住吉大社から堺の宿院頓宮まで、4.6kmにわたる神輿の行列が街を練り歩き、その迫力と掛け声に圧倒されることでしょう。
住吉祭の屋台出店情報
住吉祭では、かつて境内に賑やかな屋台が軒を連ねていました。
新型コロナ禍以降、境内での屋台出店は中止されており、例年どおり祭り当日も復活の予定はありません。
一方で、住吉大社から徒歩1分の住吉公園内に新設された『汐かけ横丁』は、祭り期間中も多彩な飲食店が並ぶ屋台村としてにぎわいを見せています。
祭り期間中は、住吉公園や参道すぐ外側での出店が主となっています。
お面屋がない
— あじゃっく(0w0)ひろ (@0w096781768) July 31, 2024
住吉大社の祭りも落ちぶれたな……今では近所の公園で屋台開催とは pic.twitter.com/Ik0ep57C7f
住吉公園 pic.twitter.com/ubmMsinmfw
— 急行ときわ6号・奥久慈4号 (@V8pl2kN1aOGOykZ) July 27, 2024
住吉祭のアクセス
- 南海本線「住吉大社駅」から徒歩約3分
- 南海高野線「住吉東駅」から徒歩約5分
- 阪堺電気軌道 阪堺線「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ
特に車での来場は避けた方が無難です。
住吉大社には駐車場がなく、周辺のコインパーキングもすぐに満車になりやすいため、公共交通機関を利用するのが最も便利で確実です。
住吉祭の駐車場
祭り期間は交通規制で駐車場が閉鎖される可能性があります。
車で行く予定の方は周辺のコインパーキングを利用することになりますが、これらはすぐに満車になることが予想されます。
そのため、早めに到着して駐車場を確保するか、公共交通機関の利用をおすすめします。
住吉祭の混雑状況
住吉祭は、大阪三大夏祭りの一つとされるほどの人気イベントで、毎年多くの人々が集まります。
特に本祭の7月31日(木)や最終日の8月1日(金)は、来場者が一気に増加します。
神輿の行列を見ようと多くの人々が集まり、住吉大社周辺は非常に混雑します。
混雑を避けるためには、少し早めに到着しておくことが大切です。
また、祭り前夜の「宵宮祭」や、最終日ではない日に訪れると、比較的落ち着いた雰囲気の中で祭りを楽しめるかもしれません。
住吉祭の歴史
大阪の「住吉祭(すみよしまつり)」は、大阪三大夏祭りの一つに数えられる伝統ある祭礼で、住吉大社で毎年7月30日から8月1日にかけて開催されます。
その起源は平安時代以前にさかのぼり、特に神輿渡御(みこしとぎょ)を中心とした行事は、約1,000年以上の歴史を持つといわれています。
古来より、疫病退散や海上安全を祈願する祭礼として信仰されており、現在でもその精神が受け継がれています。
最終日には「お渡り」と呼ばれる大規模な神輿行列が催され、雅楽や舞楽を伴った荘厳な儀式が、まるで時代絵巻のように展開されます。
地元では「おはらい祭」とも呼ばれ、夏の終わりを告げる風物詩として広く親しまれています。
まとめ
住吉祭2025年は、7月30日(水)から8月1日(金)の3日間にわたって開催される予定で、神輿の渡御や茅の輪くぐりなど、伝統的な行事が盛りだくさんです。
今年の屋台出店に関しては、現時点で未定とのことですが、住吉祭りグルメ屋台パークの再開催が期待されています。
また、アクセスは公共交通機関を利用するのが一番便利で、特に混雑が予想されるため、早めの到着をお勧めします。
住吉祭は地域の伝統を感じられる貴重なお祭りですので、ぜひ訪れてみてください。